健康経営とは
健康経営とは
従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること。
健康経営のメリット
・従業員1人ひとりの生産性が上がります。
・企業価値が高められ、採用が有利になります。
・健康な従業員が増えて、離職率が下がります。
・医療費が削減できます。
・従業員の健康が会社の収益アップにつながります。
健康投資とは
健康経営の考え方に基づいた具体的な取り組み。
企業が経営理念に基づき、従業員の健康保持・増進に取り組むことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や組織としての価値向上へ繋がることが期待される。
健康経営優良法人認定制度とは
健康経営に取り組む企業等の「見える化」をさらに進めるため、上場企業に限らず、未上場の企業や、医療法人等の法人を「健康経営優良法人」として認定する制度です。
経済産業省が制度設計を行い、日本健康会議が認定しています。
(平成30年8月1日現在 大規模法人部門 539法人、中小規模法人部門 775法人)
参照:経済産業省HP
健康経営の企業価値への寄与
J&Jがグループ世界250社、約11万4000人に健康教育プログラムを提供し、投資に対するリターンを試算。
○健康経営に対する投資1ドルに対して、3ドル分の投資リターンがあったとされている。
◇健康経営投資
・人件費(保健指導等利用費、研修費、システム開発運用費)
・設備費
◇健康経営のリターン
・生産性の向上(欠勤率の低下、プレゼンティーイズムの解消)
・医療コストの削減(疾病予防による傷病手当て支払い減。長期的医療費抑制)
・モチベーションの向上(家族も含め士気が上がる)
・リクルート効果(就職人気ランキングの順位上昇で採用が有利に)
・イメージ力アップ(ブランド価値の向上)